名探偵について

推理小説(ミステリー)や映画にしばしば登場するのが名探偵。警察が何人あつまっても解決しなかった事件、刑事が結論づけた物の結論が腑に落ちないような事件などを、民間の立場で解決する。 現実には警察の捜査に民間の探偵が介入する事はほとんどなく、探偵という職業の

依頼者は被害者の家族や恋人などが多く、その他にはその事件が解決しない事で不利益が生じる立場の者、または殺人事件の犯人が自分の犯行でないように間違った結論へ誘導するようなストーリーも見受けられる。依頼人にかかわらず犯人は自分が犯人とわからないように、複数いる被害者のうちの一人を装ったり、他の人を犯人らしく仕立て上げる細工や演出をする事があり、警察や無能な刑事、周囲の人はそれにだまされて事件を間違った方向に結論づけようとする事も多い。

しかし主人公の名探偵はそれらの細工や演出の一挙一動、犯行現場などの些細な情報を的確に見抜き最後には正しい結論に到達するのがセオリーである。

犯行の複雑さに無理があり、どんな名探偵であっても見抜けるわけがないような事もすぐに気づいてしまうような展開はむしろ不自然で駄作と判断される事が多く、人物のちょっとした表情の変化や細かい遺留品の不自然さなどを軽視しないで悩み、その積み重ねで解決に導くのが本当に面白い探偵小説と評価される事の方が多い。

ヒット作品は意外な犯人をあっと驚かせるような方法で見つけ出したり、犯行の動機がドラマチックであったり意外な血縁関係が隠されていたりするような内容の事が多い。